ニンテンドースイッチ2の発売と同時に、昔ながらのゲームキューブファンにとって待望のアクセサリーが登場。
レトロゲーム向けコントローラーで知られるRetro Fightersが、スイッチ2ドック用のゲームキューブコントローラー接続アダプタ「BattleDock(バトルドック)」のクラウドファンディングをKickstarterで開始しました。
注目を集める「BattleDock」クラウドファンディング
Switch 2用のゲームキューブコントローラー接続アダプタ「BattleDock」プロジェクトは、発表されるやいなやゲーマーたちの間で大きな注目を集めています。
目標金額として設定された10,000ドル(約150万円)を遥かに超える25,900ドル(約385万円)以上の資金が集まっており、これは目標額の約2.5倍に相当する数字。
多くのゲーマーがこの製品を待ち望んでいたことが伺えます。
BattleDockの特徴と仕様
簡単な取り付けと安全性
BattleDockは、既存のスイッチ2公式ドックとの組み合わせで使用する設計。
Switch 2ドックのUSBポートに接続するだけで、4つのゲームキューブコントローラーポートを追加できるとのこと。
重要なのは、これまで他社製ドックで問題となっていた「本体の故障リスク」を回避していることです。
映像のパススルーや充電機能に影響を与えず、ファームウェアの干渉もないため、コンソールが機能しなくなる心配はありません。
4色のカスタマイズ用フェイスプレート
BattleDockには、オリジナルのゲームキューブ本体カラーを再現した4種類のフェイスプレートが同梱されています。
スパイスオレンジ、インディゴ、ジェットブラック、プラチナシルバーの4色から選択でき、ゲーマーの好みに合わせてカスタマイズが可能。
低遅延接続とマルチプレイ対応
BattleDockは4つのコントローラーによる同時接続を可能にし、低遅延での接続を実現しています。
公式のゲームキューブ-スイッチアダプターが提供する4msの入力遅延を削減することを目指しているとのこと。
これにより、特に対戦格闘ゲームやスマッシュブラザーズなどの反応速度が重要なゲームでのプレイ体験向上が見込まれます。
価格とキャンペーン詳細
BattleDockの小売価格は39ドル(約5,600円)のところ、Kickstarterでの特別価格として36ドル(約5,300円)で提供されています。
キャンペーンは2025年8月4日まで実施され、商品の発送は2026年1月の予定。
任天堂公式コントローラーとの違い
任天堂も「ニンテンドースイッチ2」向けにワイヤレスゲームキューブコントローラーを7,980円で販売していますが、これは『ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics』専用の設計。
[トピックス]「ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics」をNintendo Switch 2 専用サービスとして配信。https://t.co/I0i48jPF5J
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) April 2, 2025
一方、BattleDockは従来の有線ゲームキューブコントローラーを使用でき、『大乱闘スマッシュブラザーズ』などの他のゲームでも使用可能です。
レトロゲーマーにとっての価値
BattleDockの登場により、オリジナルのゲームキューブコントローラーや人気のWaveBirdワイヤレスコントローラーを、新しいスイッチ2でも活用できるようになりました。
特に『大乱闘スマッシュブラザーズ』の熱心なプレイヤーたちにとって、慣れ親しんだコントローラーを使い続けられることは大きなメリット。
ゲームキューブ時代の懐かしさと現代の利便性を両立させた、レトロゲーマーにとって魅力的なアクセサリーといえるでしょう。
Source:BattleDock for Switch 2 by Retro Fighters — Kickstarter
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