2003年にニンテンドーゲームキューブで発売された『カービィのエアライド』から実に22年、待望の続編『カービィのエアライダー』がNintendo Switch 2に登場します。
8月19日には「カービィのエアライダー Direct」が放送され、ディレクターの桜井政博さん自身がナビゲーターとして約47分半、盛りだくさんの新情報を紹介しました。
前作のシンプル操作と爽快感はそのままに、大幅にパワーアップした新要素が盛りだくさんの「エアライダー」。
動画が見られない、時間がない人のために新情報をざっくりまとめました!
「カービィのエアライダー」前作エアライドから進化したポイント
「ライダー選択」が可能に。デデデからコックカワサキまで
前作「エアライド」では、基本的にカービィのみだったプレイアブルキャラクター。
隠しキャラとしてデデデ大王やメタナイトも一応いましたが、基本的にライダーは選べませんでした。
今作「エアライダー」では、数多くのライダーから自由に選べるように進化。
(桜井さんによると、この仕様が”エアライダー”の名前の由来になったとのこと)
カービィ、デデデ大王、メタナイトはもちろん、バンダナワドルディやコックカワサキ、スージーからグーイまで多くのライダーが登場するようです。
発表されたのは12人ですが、まだ未発表のライダーも多数いるはず。
各ライダーにはそれぞれ特徴があり、カービィは「弱点がなく万能」、デデデ大王は「ヘビー級で加速や小回りがイマイチだが最高速が速い」といった具合に、それぞれ異なる走行性能やスキルを持っています。
全ライダーがコピー能力を使用可能
カービィの最大の特徴ともいえる「コピー能力」。
通常はカービィしか使えないはずのこの能力が、今作エアライダーでは全キャラクター(ライダー)が使えるようになりました。
(桜井氏によると『カービィとそれ以外のキャラで能力や楽しさに差がありすぎるから』とのこと。こういう思い切った決断ができるのはさすがですね。。)
デデデ大王がファイアを使ったり、メタナイトがボムを駆使したり。
キャラによっては吸い込みや能力発動に固有アクションがある場合も。
他のカービィシリーズではまずあり得ない魅力のひとつです。
スペシャルワザシステムの追加
今作「エアライダー」では、ライダーごとに固有の「スペシャルワザ」が追加されています。
ゲージを貯めてYボタンを押すことで発動でき、より速く進めるものから攻撃特化のものまで多彩。
カービィだけはカラーに応じて4種類のスペシャルワザを持っています。主人公ですからね。
対戦人数の大幅拡張
前作での対戦人数は最大4人でしたが、エアライダーでは通常のエアライド(レース)が最大6人、シティトライアルではなんと最大16人での対戦が可能になりました。
カービィのエアライダーに登場するライダー
エアライダーDirectで確認されたのは12人
「カービィのエアライダー Direct」で発表されたライダーは12人。
- カービィ:ふわっと軽い 主人公 弱点がなく 万能なライダー
- デデデ大王:ヘビー級の 大王参戦 うなるハンマー ぶちかます
- メタナイト:かかげた剣で 敵を一閃 騎士のつばさで 鋭く滑空
- バンダナワドルディ:加速しやすく 小回りもきく 手にしたヤリで ハチのひと刺し!
- ワドルドゥ:つぶらなひとみで ビームを放つ 近くの相手に 乱れ撃ち!
- コックカワサキ:オタマをあやつる 料理人 たべもので多めに 回復できる
- ナックルジョー:近づくヤツには ジャブをおみまい 最大タメで スマッシュパンチ!
- グーイ:ナゾ多き アヤしき生物 長い舌を たくみにあつかう
- キャピィ:キノコのぼうしは クッション代わり こわれる前に 駆けぬけろ!
- スターマン:空を飛ぶのが 大得意 ジャンプで加速し 差をつけろ!
- マホロア:スタースリップで 多めに加速 ナイス着地で 正面を攻撃!
- スージー:飛び立ちながら プロペラ展開 ふわりと浮かんで 空をゆく
さらなるライダー追加の可能性
「カービィのエアライダー Direct」映像の最後にあらわれた謎の黒いライダー。
キャラクター選択画面には追加の空きスロットもあるようで、さらなる追加ライダーがいるのは間違いなさそう。
歴代カービィのどのキャラクターが採用されるのか、気になるところです。
カービィのエアライダーに登場するマシン
今作では、ライダーだけでなく個性あふれるマシンも多数登場します。
多彩な性能を持つマシンラインナップ
前作から続投するものを含め、様々なタイプのマシンが登場します。
スタータイプ
- ワープスター:走りも滑空もバランス良く、弱点がなく運転しやすい
- ウィングスター:地上では鈍いが空中で優れた飛行性能を発揮
- ワゴンスター:ふわりと浮かんで空をゆく、プロペラ展開が特徴
- デビルスター:悪魔の翼で空を飛ぶ、一撃で大ダメージを与える
バイクタイプ
- ウィリーバイク:一輪バイクで独特の面白さがある
- レックスウィリー:どっしりとした重バイク、速度が乗れば強力
新タイプ(チャリオット・タンクスター)
- チャリオット:大きな二輪で安定走行、急カーブも機敏に対応
- バトルチャリオット:重量級の二輪で敵を蹴散らす
- タンクスター:ゴツい巨体はダメージに強い防御特化型
マシンとライダーの組み合わせで能力が変化
今作では、ライダーがマシンの性能に影響を与える新システムになりました。
例えば、デデデ大王がワゴンスターに乗ると見た目が大きくなるなど、ビジュアル面での変化も。
自由な組み合わせで、自分だけの最強コンビを見つけるのも楽しそう。
カービィのエアライダーの「シティトライアル」とは?
「エアライド」のプレイヤーほとんどが、レースそっちのけで延々とプレイしていたという「シティトライアル」。
桜井さんもそれは十分把握されていたようで、シティトライアルも大幅な進化を遂げています。
空に浮かぶ島「スカイア」が舞台
前作でも屈指の人気モード・シティトライアル。
今作では空中都市「スカイア」を舞台に更なる進化を遂げています。
花畑、ビル街、広場、洞窟、地下駅、林、闘技場、地下街、海など多彩なエリアが用意されており、参加人数の増加に合わせてマップも広くなっているとのこと。
5分間の準備フェーズ+スタジアムでの決戦
基本的なルールは前作エアライドと同じ。
まず、5分間の制限時間内で自由に走り回りつつマシンを乗り換えたりパワーアップアイテムを集めたりして強化。
時間終了後は、ランダムで選ばれるスタジアムで決着をつけます。
前作では降車してから乗り換える必要がありましたが、今作では空車に向けて「スペシャルボタン」を押すだけで瞬時に乗り換え可能になりました。
よりスピーディーに準備フェーズが楽しめそう。
新要素とランダムイベント
前作にもあったダイナブレイド戦に加えクラッコも登場するほか、「ショートレース」「デスマッチ」といった新要素も追加。
イベントに参加することでパワーアップアイテムが手に入るため、積極的に参加するほうが有利になりやすいらしい。
戦略性が増したスタジアム選択
前作では完全ランダムだったスタジアム選択ですが、今作では基本的に4つの中から選択できるように。
パワーアップした方向性に合わせて戦略的にスタジアムを選ぶことで、より有利に戦えるようになりました。
もし自分が選んだスタジアムに誰も参加しなかった場合は、「戦わずして完全王者!」です。
まれにスタジアムが事前に指定されたり、あるいは突然決まったりといったアクシデント(?)もあるとのこと。
カービィのエアライダーの発売日と価格
発売日は2025年11月20日(木)
「カービィのエアライダー」の発売日は、2025年11月20日(木)。もちろんNintendo Switch 2専用ソフト。
年末商戦まっただ中に投入される大型タイトルとなります。
価格設定とエディション
価格はダウンロード版が7,980円、パッケージ版が8,980円。
パッケージ版のほうが家電量販店やショッピングサイトでは割引されがちなので、実売価格はだいたい同じくらいになるのではと予想します。
プレイ人数は1~4人(携帯モードは1人)、CERO:全年齢対象。
オンラインプレイには「Nintendo Switch Online(有料)」への加入が必要です。
桜井氏のソラとバンナムがタッグで開発。スマブラSPと同じ体制
「カービィのエアライダー」開発はバンダイナムコスタジオが担当し、前作と同じく桜井政博氏の率いる「株式会社ソラ」とタッグを組んで制作しているとのこと。
これは「大乱闘スマッシュブラザーズSP」の開発体制と同じ。たしかに「エアライダー」画面にもスマブラみを至る所で感じますね。。。
22年という長い時を経て復活する『カービィのエアライダー』。前作ファンはもちろん、新規プレイヤーにも楽しめる要素が満載です。
「エアライド」を遊んだことがない私からみても、この「エアライダー」はめちゃくちゃ面白そう。
Nintendo Switch 2の注目タイトルの一つになること間違いなしです!
【追記】Amazon・楽天にて早くも予約開始!
発売日が11月20日に決まった「カービィのエアライダー」、Amazonで早くも予約がスタートしています!
楽天ブックスでも予約がはじまっていました。
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