解像度4K、リフレッシュレート120Hz(フレームレート120fps)に対応したNintendo Switch 2。
この4K・120Hz出力に対応したテレビを用意することで、Switch 2の性能をフルに活かした美しい映像となめらかな動きでゲームが楽しめます。
※なお、テレビの120Hz対応モデルには「倍速パネル」という表現がよく使われる
この記事では、価格と性能のバランスに優れたSwitch 2におすすめのコスパに優れた4K・120Hz対応テレビを紹介。
各テレビブランドの特色や価格帯、どんな人におすすめかも含めてくわしく解説していきます!
「ハイセンス」コスパ重視ならイチオシ。性能も妥協なしの優等生
現在、私が調べた限りで性能と価格のバランスがもっとも優れていると考えるメーカーがハイセンス(Hisense)。
わが家のリビングにあるのも、このハイセンスのテレビです。

我が家のハイセンステレビ
ハイセンスは中国メーカーですが、レグザで有名な東芝のテレビ部門を吸収しているので技術的には日本メーカーと遜色ない。
私はレグザから買い替えたんですが、番組表の表示や操作方法もほぼ同じでした。

ハイセンスTVの番組表
コストパフォーマンスが高い、ハイセンスの4K・120Hz対応テレビ。
たとえば43インチモデルであれば、0.83msの低遅延でプレイできる「ゲームモードPro」や純度の高い色を実現する「量子ドット」に対応した43U7Nが6万円台で手に入ります。
※価格は2025年7月現在
40WのDolby Atmos対応スピーカーで、臨場感あふれるサウンドも魅力。
画面サイズは50インチ、55インチ、65インチ、75インチのモデルから選択可。
今って65インチの4K・120Hz対応テレビが11万円台とかで買えちゃうんですね。。。
60インチ超えは一気に高くなるイメージがあったんですが、そんなことないのか。
お金に余裕のある方は、やや価格は上がりますがより美しい映像を実現するとされるMini LED対応モデルもチェックしてみるといいかも。
「レグザ」国内シェア1位の安心感、信頼のブランド
国内テレビ市場で1位のシェアを誇るレグザ(REGZA)。
もともとは東芝のブランドですが、現在では前述のハイセンス傘下になり”レグザ”のブランド名のみ存続する形となっています。
テレビ部門ごと移っているはずなので、クオリティの高さは以前のレグザのままと考えていいでしょう。

レグザも、4K・120Hz対応のテレビを多数リリースしています。
新モデルはやはり価格が高めになってしまいますが、型落ち(やや発売日が前の)モデルならかなり安めに買える。
たとえば2022年モデルの43Z570Lなら時期によって7〜8万円台で購入可能。
レグザならではの映像処理技術に加え、立体的で迫力のあるサウンドも楽しめるモデルです。
人気ブランドの65インチ倍速パネルテレビが約13万円(2025年7月現在)で買えるのはかなりコスパが良いといっていい。
「テレビ選びで失敗したくない」という方には、間違いなくレグザがおすすめ。
以下のページにレグザのテレビがまとまっているので、自分でさがしたい方はこちらをどうぞ。
新しいモデルや、有機ELディスプレイモデルなど豊富なラインナップから選べます。
TCL|量子ドット技術で高画質を手軽に実現
TCL(ティーシーエル)は、鮮やかな発色を実現する「量子ドット技術」に強みを持つメーカー。ハイセンス(世界2位)に続く、世界第3位のテレビメーカーです。
(※日本メーカーはソニーの第5位が最高順位)

日本メーカーとの共同開発をするなど技術開発も積極的に行っており、テレビ自体のクオリティも十分。
Switch 2の美しいグラフィックをより鮮やかに楽しめます。
TCLの4K・120Hz対応モデルも、ハイセンス同様に比較的リーズナブルな価格。
たとえば55インチの55T8Cは、10万円を切る価格で購入できます。
より鮮明な画像が楽しめる「量子ドットPro」を採用した55T8Bも2025年7月現在で8万円台。
国内メーカーよりかなり安く、ときには半額程度で十分なクオリティのテレビが手に入るコストパフォーマンスがTCLの強み。前述のハイセンスと同じですね。
量子ドット技術による色彩表現は定評があり、Switch 2のカラフルなゲーム世界をより美しく表示してくれます。
Google TV搭載で操作性も良好、YouTube、Netflix、Amazon Prime Videoなどの主要動画サービスももちろん利用可能。
TCLのテレビをチェックしたい方は、以下のボタンからどうぞ。
Switch 2用に使うなら、「4K」「120Hz以上(もしくは倍速パネル)」の表記チェックをお忘れなく。
Xiaomi|チューナーレスで最新技術を格安で体験
Xiaomi(シャオミ)が販売している、地上波やBS等が映らないチューナーレステレビ。
地上波が映らないデメリットがある代わりに、低価格帯にも関わらず高度な映像技術が使われているのが大きな特徴です。

その中でも144Hzと高いリフレッシュレートを誇るのが、Xiaomi S miniシリーズ。
QD-Mini LED、量子ドットといった先進的な技術が使われており、25WのDolby Atmos対応スピーカーも搭載。
美しい映像と迫力ある音でゲームが楽しめます。
55インチで84,800円、65インチで109,800円、75インチで149,800円という低価格も魅力。
ネット動画やゲーム用に特化したテレビとして使うなら、かなりおすすめ度の高い製品です。
日本ブランドにこだわるならソニーやシャープという選択肢も
ソニーの「ブラビア(BRAVIA)」やシャープの「アクオス(AQUOS)」も、Switch 2対応の4K・120Hzテレビを展開しています。
これまでに挙げたメーカーよりも正直価格は高めですが、こだわりたい理由がある方はチェックしておく価値あり。
ソニーのブラビアは、映像処理技術と音響システムが特に優秀で、PS5との連携機能も充実。
Switch 2でも同様の最適化が期待できるため、とことん画質・音質にこだわりたい方におすすめ。
シャープのアクオスは、国内シェア2位の安定感がある人気ブランド。
特に音質面での評価が高いのが特徴で、テレビ単体でも良好な音質を楽しめるため、サウンドバーなしで完結させたい方にも向いています。
ただし、近いスペックのハイセンスやTCLテレビと比べると価格はほとんどの場合で1.5〜2倍程度高くなるのが正直なところ。
予算に余裕があり「日本ブランドでないと安心できない」「ソニーやシャープのテレビが搭載している機能が絶対ほしい」という方なら、選択肢として検討する価値はあるでしょう。
コスパで選ぶ!Switch 2におすすめの4K・120Hz対応テレビ まとめ
Switch 2のグラフィック性能を活かして最高の環境で楽しみたいなら必須といってもいい、4K・120Hz対応のテレビ。
今回紹介した4ブランドはいずれもコストパフォーマンスが高く、比較的安くSwitch 2の映像をフルに出力できるテレビが手に入ります。
予算と求める機能に合わせて、お気に入りの一台を見つけてください!
コメント