Nintendo Switch 2と同時発売が発表された、スクウェア・エニックスの「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HDリマスター（BRAVELY DEFAULT FLYING FAIRY、略称BDFF）」。
もともとは2012年に発売されたニンテンドー3DS用ソフトで、テーマは「王道ファンタジー」。
FF5のようなジョブ・アビリティのシステムに加え、「デフォルト（防御しつつBPを溜める）」と「ブレイブ（溜めたBPを一気に消費して複数回行動する）」が特徴的なコマンド入力タイプのRPGです。
私もプレイしましたが、この作品は本当に面白かった。システムもストーリーもよくできてます。
（最近遊んだ続編の「ブレイブリーデフォルト2」はやや微妙でしたが。。。）
この記事では、3DS版の原作ブレイブリーデフォルトと今回のSwitch 2版「HDリマスター」はどこが違うのか、調べてみました。
【新要素】2種類のミニゲームを新規収録
今回の「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HDリマスター」は、リメイクではなくあくまでリマスター版。
高画質化などの違いはあってもストーリー、システム、音楽などに基本的な違いはありません。
ただ、今回のリマスター版ではSwitch 2のマウス機能を使った2つの新しいミニゲームを新たに収録したとのこと。
リングアベルのパニッククルーズ
ひとつは、「リングアベルのパニッククルーズ」。
船を操縦して何らかのミッションを達成するゲームのように見えます。
画面にイデアが映っているので、リングアベルが操縦・イデアがナビゲーターのような役割を果たすのかも。
光で応援リズムキャッチ
もうひとつは、「光で応援リズムキャッチ」。
アニエスが歌い踊っていてスコアが表示されていることから、おそらく音ゲー的なミニゲームだと思われます。
「パニッククルーズ」に登場するのがリングアベルとイデアなら、こちらの「リズムキャッチ」はアニエスがステージに立ち、ティズが応援するような形になるんでしょうか……？
グラフィックの向上
タイトルに「HDリマスター」とあるように、Switch 2にあわせてグラフィックが大幅に向上しています。
CGの画質もかなり上がっていて美しい。
原作がニンテンドー3DS（320×240）なので、フルHD（1920×1080）になるとすれば相当な画質アップですね。。。
4K画質にまで対応しているかどうかは不明ですが、”HDリマスター”なのでフルHDまでの可能性が高そう。
Revo氏による音楽については特に言及はありませんが、音質はアップするのか、アレンジされるのかなど気になるところ。
ユーザーインタフェースをSwitch 2に合わせて刷新
原作であるニンテンドー3DS版は上下の2画面が使えたので、それに合わせた画面表示をしていたブレイブリーデフォルト。
Switch 2では当然1画面のみになるので、それに合わせた表示に変更となっています。
また、「全快ボタン」「ダンジョンの推奨レベル表示」など後の作品で好評だった機能も取り込んでいるとのこと。
バトルを最大4倍速、イベントも倍速にできる
完全版とされる「フォーザ・シークウェル」で搭載されたバトル倍速・4倍速機能に加え、イベントも倍速再生が可能になるとのこと。
たとえば2周目で飛ばしたいイベントなどはこの機能を使えばサクサクと進められそう。
（スキップ機能はあるんだろうか……？）
エンカウント率を50〜200%に設定可
シンボルではなく、ランダムエンカウントを採用している「ブレイブリーデフォルト」。
HDリマスターでは敵とのエンカウント率を50%刻みで50〜200%の4段階に設定可能とのこと。
サクサク進めたいときは50%、レベル上げをしたいときは200%など使い分けができそうです。
3DS通信機能はSwitch 2に合わせて変更
原作のニンテンドー3DS版では、すれちがい通信で村人を集めたり、強敵と戦えたりといった要素がありました。
今回のHDリマスターでは、Switch 2にあわせて形を変えて実装されるとのこと。
（たとえばSwitch 2のフレンド機能で友だちと協力する、など）
Switchでは遊べない「Switch 2専用ソフト」なので注意
「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HDリマスター」は、2025年6月5日にNintendo Switch 2と同時発売されるSwitch 2専用ソフト。
これまでのSwitchではプレイ不可なので、ご注意ください。
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