ドハマリした面白いSwitchインディーゲーム10選【Switch 2でも遊べる】

ドハマリした面白いSwitchインディーゲーム10選 Switch2ソフト

マリオやゼルダなど人気があり知名度も高いタイトルに対し、尖った個性と遊び心をもつインディーゲームはまた違った魅力があります。


この記事では、私が実際に購入して遊んだおすすめのインディーゲームを10本を紹介。

アクション、協力プレイ、謎解き、シミュレーションまで幅広く網羅しているので、次に遊ぶ一本探しにぜひ役立ててください!

① BABA IS YOU

“言葉こそがルール”のゲーム、BABA IS YOU

たとえば「BABA」「IS」「YOU」と並んだブロックを動かし、「ROCK IS YOU」に書き換えれば次の瞬間から自分は岩に変わります。

単純なスライドパズルに見えて、実は“プログラムの書き換え”そのものをゲームにした革命的作品。

BABA IS YOU


ステージクリア条件も自由自在に編集可能で、「FLAG IS WIN(旗を取るとクリア)」を「WALL IS WIN」にすれば壁に触るだけでクリア、といった飛び道具的解法もアリ。

発想と論理がかみ合い、解法を編み出したときの快感は格別。

100ステージ以上、拡張DLCも含めれば少なくとも100時間以上は遊べるボリュームもすごい。


凶悪な難易度のステージも多数ありますが、それだけにやりごたえも十分。

頭を使うゲームが好きな人には、全力でおすすめしたいゲームです。

② 都市伝説解体センター

2024年10月に発売されて以来、じわじわと話題になっているゲームが「都市伝説解体センター」。


「怪異」が起こしたと疑われる事件を調査して解き明かしていきながら、その裏に潜む真相に迫っていくゲーム。

登場人物の話を聞いたり現場を調べたりしつつかんたんな推理をしていくだけなので、ゲーム性はそれほど高くない(失礼)。

ただ、このゲームは世界観やキャラクター、そしてストーリーがとにかく秀逸なんですよね。私はやっぱり主人公のあざみーがイチオシ。

都市伝説解体センター


10時間程度でクリアできるボリュームですが、強く印象に残る作品。

ネタバレを見る前にぜひ遊んでみてほしい。

(すでにマンガ化はされてるようですが、いずれアニメ化やドラマ化もされそうな予感……!)

③ ホロウナイト(Hollow Knight)

ホロウナイト(Hollow Knight)」は、静寂と寂寥感が漂う“ムシたちの王国”を舞台にした2Dメトロイドヴァニア(ダンジョン探索アクション)の金字塔。

最初は斬撃とジャンプのみの非力な主人公ですが、壁蹴り・二段ジャンプ・強力な魔法攻撃など多彩なスキルを習得するにつれ、行ける場所と攻略ルートがどんどん広がっていきます。


最大の魅力は繊細なアニメーションと絶妙な難易度バランス

敵の攻撃パターンを観察し、ギリギリで回避して一太刀を差し込む……うまくいったときの脳汁が半端ない。

細部まで描きこまれた手描きグラフィックとピアノ主体の物悲しいBGMも相まって、没入感が桁違いです。

ホロウナイト


やり込み要素も豊富で、クリアまでなら40〜50時間程度でいけますが、超絶難易度のエンドコンテンツまで制覇しようとすると200時間超えを覚悟するレベル。

私はクリアまで遊びましたが、エンドコンテンツはあまりに厳しすぎて断念しました。。。


歯ごたえのある探索ゲームを探しているなら、最優先で手に取ってほしい一本。

④ グノーシア

人狼ゲームを完全ソロプレイ用に再構築した傑作SFビジュアルノベル「グノーシア」。

プレイヤーは何度もタイムループしながら、宇宙船を舞台に人類の敵“グノーシア”と、この状況に隠された真実を探ります。


ループごとに各キャラクターの配役や議論の流れが変わり、最初は手探りでグノーシアを当てていくしかありませんが、回数を重ねるうちに「こいつ嘘ついてる?」と相手の性格やクセを読み解けるようになるのも楽しい。

最初は少人数しかいませんが、徐々に個性的な乗組員が増えていきます。

グノーシア

グノーシア


もちろん、自分がグノーシア陣営になるケースも。

うまくウソをついて勝利した後の背徳的カタルシスは唯一無二です。


総プレイ時間は私の場合で20数時間ほど。キャラクター全員のイベントや隠された真エンディングまで、きっとコンプリートしたくなるはず。

2025年にはアニメ化も控えていますし、今から遊んでおけばゲームもアニメもどちらも楽しめますよ。

⑤ オーバークック

最大4人協力プレイが可能なキッチンアクションの決定版、オーバークック(Overcooked)

“料理を作るだけ”なのに、どうしてこんなに大騒ぎするのか?というくらい盛り上がるパーティー・協力ゲームです。


たとえばハンバーガーの場合だと「肉を切る」「焼く」「バンズに挟む」「皿を洗う」など工程はシンプル。

ですが2人以上で分担したり、制限時間があったり、使用後の皿がどんどん返却されてきたり……といった状況が重なると、キッチンは一瞬でカオスに早変わり。


オーバークックは1作目・2作目のほか、この2本とDLCをすべて網羅した『王国のフルコース』があります。

オーバークック2では「食材投げ」アクションが追加され、崖を挟んだ厨房でも食材のキャッチボールが可能になるなど戦略性がアップ。

ですが1作目も十分すぎるほど面白いですし、ストーリーというほどのものはないのでどちらから始めてもOK。


「肉が燃えてる!」「消火器どこ!?」などと叫びながらワチャワチャ楽しめますし、友人や家族とのコミュニケーションツールとしても秀逸。

シンプル操作で子どもでも遊びやすいので、みんなで遊べますよ。

オーバークック1

オーバークック2

オーバークック 王国のフルコース(1 + 2 + DLC全部)

⑥ マドリカ不動産

部屋の間取り図を使った謎解きゲーム「マドリカ不動産」。


使うのはプリントした「間取り図」だけ。

実際に紙を折ったり書き込んだりしながら部屋に隠された脱出コマンドを導く、紙×ゲームの新感覚ナゾトキ体験です。

マドリカ不動産


ゲーム側で提示されるヒントは最小限。

プレイヤーの観察眼とひらめきがダイレクトに試される構成で、脱出ゲーム慣れした人でも唸る難度のステージも。


リアルな紙とデジタルのゲーム内を行き来する仕組みがとにかく斬新で、難しいステージをクリアしたときのカタルシスがたまらない。

1人でじっくり楽しむのもよし、2人以上でああでもないこうでもないと言いつつワイワイ遊ぶのもよし。


続編『マドリカ不動産2』もリリース済み。

謎解きが好きなら1作目・2作目ともに強くおすすめします。

⑦ ENDER LILIES(エンダーリリーズ)

“死の雨”で滅びた王国を、少女リリィと不死の騎士が旅するダークファンタジー系メトロイドヴァニア(探索アクション)「ENDER LILIES(エンダーリリーズ)」。

水彩画のように柔らかいビジュアルと陰鬱な雰囲気が漂う世界のコントラストに心惹かれますが、ゲーム自体はかなりシビア。

特にボスの攻撃は苛烈で、パターンを暗記してフレーム単位で回避する高難易度アクションが要求されます。


バトルのキモは、倒したボスの魂を召喚して戦う「スピリット」と呼ばれるシステム。

さまざまな攻撃や防御、2段ジャンプなどの役割の異なるスキルを切り替えて、自分なりの最強の組み合わせを考えるのが楽しい。


マップ中に散らばる手記やキャラクターの記憶を読み解くことで、ストーリーの全貌が見えてくる作り。

国内インディーの底力を世界に示した一作です。

⑧ Chants of Sennaar(チャンツ・オブ・セナール)

塔に棲む民族ごとに異なる“未知の言語”を解読しながら物語を進めるアドベンチャーゲーム「Chants of Sennaar(チャンツ・オブ・セナール)」。

文字やアイコン、住民のしぐさなど喋っている人物や場面をよく観察して単語を推測し、辞書を作り上げてゆく過程はまるで言語学者のフィールドワークを体験しているよう。

他のどのゲームとも違う独特の体験がクセになる。


たとえば「扉の横にある操作盤には ▲●■ と刻まれている。近くで誰かがレバーを操作したら扉が開いた」

……などという状況を目にしたなら、「▲●■ = 開ける」?と仮説を立て、辞書を埋めてみて検証する、といった具合です。
(実際のゲーム中ではもっと推測が難しい状況ばかりですが…)

推測がピタリとハマった瞬間の快感が、なんとも言えず素晴らしい。


10〜15時間で完結するコンパクトな作りながら、今までにないゲーム体験が強く印象に残りました。

⑨ Return of the Obra Dinn(オブラディン号の帰還)

1800年代、無人で帰還した商船“オブラディン号”。

保険調査員であるプレイヤーは、死者の痕跡から「死の瞬間」が見られる特殊な懐中時計を使い、乗員全員の死の真相を遡りながら事件の全貌を推理します。


クリア条件はシンプルで、乗員60名分の死因(あるいは安否)を特定すること。

ただ、これが一筋縄ではいきません。

・同じシーンに何人も登場し、その後は視界から消える人物
・名前すら語られない下級船員

など、情報の断片を状況証拠と時系列パズルで繋ぎ合わせるのが難しくて楽しい。


モノクロ1bit調ドット絵と不穏なBGMがやや怖い雰囲気を醸し出していますが、基本的にホラー苦手な私でもぜんぜん楽しめました(というか知的好奇心のほうが勝った)。

推理アドベンチャー好きならきっと楽しめる、唯一無二の体験です。

⑩ とらきちのトラキッチン

かわいいキャラクターが目を引く「とらきちのトラキッチン」。

ですがその中身は、ゲームでプログラミング思考を学べる数的思考が試されるパズルゲーム。

「条件分岐」「ループ」「カウント」などプログラミングの基本概念を駆使して、正しい色・数のお寿司を届けられるレーンを設計していきます。

とらきちのトラキッチン


最初はシンプルな課題ですが、後半になると大人でも悩むレベルのロジックパズルに進化。

解法を考えて実装→テスト→デバッグと開発工程のような流れを疑似体験できるため、プログラミング入門としても秀逸。

とらきちのトラキッチン


見た目は絵本調で子ども向けですが、難関ステージは「ループの回数が足りない!」「条件判定が抜けてる!」など本職プログラマーでもそう簡単にはいかないはず。

楽しく遊びながら学べる、個人的な「子どもに遊んでほしい」ゲームNo.1です。

ドハマリした面白いSwitchインディーゲーム まとめ

インディーゲームは少人数開発ゆえに、大手では挑みづらい尖ったアイデアが光ります。

今回紹介した10本はジャンルもゲーム体験もバラバラですが、いずれもここでしか味わえない体験を提供してくれる傑作ばかり。


気になったタイトルがあれば、ぜひニンテンドーeショップやAmazonをチェックしてみてください。

他にも面白いゲームを知っている方は、ぜひコメントやSNSで教えて下さい!

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