初代Switchにおいて、特にスプラトゥーン3などアクションゲームには必須レベルの製品だった「Nintendo Switch Proコントローラー(通称:プロコン)」。
Switch 2用にも、新しいプロコン「Nintendo Switch 2 Proコントローラー」が発売されています。
新たにゲームチャットボタン、自由に割り当て可能なGL・GRボタンが搭載され、価格も7,678円から9,980円にアップ。
マイニンテンドーストアでのSwitch 2購入時に運良く入手できたので、さっそくレビュー。
また、プロコン2と初代プロコンもじっくり比較してみました!
Nintendo Switch 2 Proコントローラーのデザインをチェック
Nintendo Switch 2 Proコントローラーのパッケージがこちら。
一見しただけではこれまでのプロコンと違いがわかりにくいですが、他のソフトなどと同じく上部の赤い帯がSwitch 2用のしるし。
基本的な仕様や使い方は変わりませんが、Switch 2の新機能であるゲームチャット用のCボタン、GL/GRボタンが追加されているのが大きな特徴。
中にはコントローラー本体とUSB-A to USB-Cケーブルが同梱されていました。
前世代のプロコンと同じ、ブラック一色のデザイン。
ボタン配置やサイズ感も同じですが、よく見ると材質や構造はかなり違う。サラッとしていて継ぎ目が少ない印象を受けます。
プロコン2の裏側。グリップのところにGL/GRボタン、中央には有線イヤホン用の3.5mmステレオミニジャックが追加されています。
上面にはL/Rボタン、ZL/ZRボタン、シンクロボタン、USB-Cポート。
プレイヤーランプもこちら側。
GL/GRボタンは、グリップを握ったときの中指〜薬指あたりにくる感じでした。
プロコン2と初代プロコンを比較。どこが変わった?
次に、これまでの初代Switch用プロコンと新しいSwitch 2用のプロコン(プロコン2)を並べて比較してみます。
左がこれまでのプロコン、右が新しいプロコン2。
スティックやボタンの重さはほとんど変わりませんが、気持ちプロコン2の方が重めかな?
ボタンを押したりスティックを押したときのカチャカチャ音は、プロコン2の方がずっと小さい。
やや光沢がありツルツルとした素材の初代プロコンに対し、プロコン2はサラッとした手触り。
手汗をかいたときにも不快感を感じにくく、汚れもつきにくくなっています。
L/Rボタン、ZL/ZRボタンの大きさ・形はほぼ同じ。
裏側。プロコン2はグリップ部分のつなぎ目がなくなって一体成型となり、汚れが溜まりにくい。
もちろん、GL/GRボタンも大きな違い。
それぞれ重量を測ってみると、初代プロコンは248.5g。
プロコン2は236.0gでした。なんと、軽くなっているとは。
プロコン2でスプラ3をプレイしてみた感想
プロコンの違いを感じるべく、Switch 2とプロコン2でスプラトゥーン3を数試合プレイしてみました。
私の感想は以下のとおり。
- スティックやボタン操作では、大きな違いは感じず(普通にプレイできる)
- GL/GRボタンは、力が入ったときについ握ってしまう。誤操作が増えそうなので大事な機能を割り当てるのは微妙(慣れの問題もあるかも?)
- プロコン2ならではのサラッとした持ち心地は個人的にかなり好き
他の人の口コミ・評判では「遅延が少ない気がする」「HD振動が細かい」など違う感想もありましたが、私はそれほど感じず。
少なくとも操作のしやすさが大きく変わるほどのことはないように思います。
それよりも、Switch → Switch 2に進化したことによるロード時間の圧倒的速さ、ラグ・カクツキの少なさのほうが印象に残りました。
プロコン2と初代プロコンの違い まとめ
さいごに、Switch 2 Proコントローラー(プロコン2)と初代プロコンの違いをまとめます。
- ゲームチャット用のCボタン、左右グリップにGL/GRボタンが追加
- 有線イヤホンジャックが手前側に追加
- プレイヤーランプが手前から上面(L/Rボタンがある方)に移動
- 光沢がありツルっとした素材から、サラッとしたマットな素材に変更
- 継ぎ目(溝)が減ったので、汚れが溜まりにくくなった
- その他のボタン配置、プレイ感覚にはさほど大きな違いはない
劇的な変化はないものの、順当に使いやすくなった印象。
個人的に1番の願いはスティックの耐久性アップなので、こればかりは長く使ってみないとわかりませんね。頼むぞプロコン2。
現時点でかなり品薄で入手困難なプロコン2。
有線ホリパッドが約4,000円と比較的安く販売されているので、プロコン2が手に入るまでのあいだはこちらを使うのもありかもしれません。
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