Switch 2がとった2つの転売ヤー対策「日本語版のみ安い」「予約はプレイ50時間以上・Online加入1年以上」

転売屋 Switch2の予約情報

ゲーム機に限った話ではありませんが、人気商品が出てくると必ず現れる迷惑な存在が転売ヤー


本当にほしい人が買えずに商品から離れてしまったり、あるいは高いお金を払わされたり。

メーカーも売上や生産の予測が立てづらくなったり、クレームを受けたり。

ユーザーとメーカー、どちらにとっても迷惑この上ない存在です。


大人気間違いなしのNintendo Switch 2にも当然湧いてくると思われる転売ヤー。

その対策として任天堂が打ち出したのが「日本語版のみ安く販売」「公式での抽選予約はプレイ50時間以上・Online加入1年以上」の2点です。

日本語版のみ2万円安い49,980円。海外転売ヤーは買いづらい

近年問題となっている転売ヤーの多くは、人口の多い中国を中心とした外国人によるもの。

たとえば比較的安く買える日本でiPhoneを買い、それを海外で売りさばく……といったような転売業者がたくさんいます。


こういった転売ヤー対策として、今回のSwitch 2では日本国内版のみ安く買えることになりました。

具体的には、日本国内版(日本語のみ)が49,980円、多言語対応版が69,980円と2万円もの価格差あり。

Switch 2日本国内版は49,980円

Switch 2日本国内版は49,980円

Switch 2多言語対応版は69,980円

Switch 2多言語対応版は69,980円

いわゆる”逆おま国”ですね。


日本国内版は海外では使えないので、転売ができない。

多言語対応版は海外の国と値段がほぼ同じなので、転売しても利益が出ない。

※たとえば、Switch 2のアメリカでの価格は449.99ドル。1ドル=150円とすると約67,500円

アメリカのSwitch 2価格は449.99ドル(約67,500円)

アメリカのSwitch 2価格は449.99ドル(約67,500円)


おそらくロックがかかっているだけで本体は同じのため、何らかのツールでハッキングされる可能性は残ります。

ですが任天堂ではハッキング対策も考えているでしょうし、ハックが必要&不正ツール使用でBANされる可能性ありというだけでも十分抑止力になる。


日本国内で買って国内で売りさばく転売ヤーには効果がありませんが、海外の転売屋対策にはかなり効果的と思われます。

マイニンテンドーストアでの応募条件「プレイ50時間」「オンライン加入1年以上」

任天堂が今回打ち出したもうひとつの転売対策が、マイニンテンドーストア抽選販売時の応募条件

具体的には、以下の条件を満たさないと抽選販売に応募ができません。

  • 2025年2月28日(金)時点で、Nintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上(体験版ソフト、無料ソフト除く)
  • 応募時点で「Nintendo Switch Online」に累積1年以上の加入期間があり、応募時にも加入していること

プレイ時間については「2月28日時点」なので、今からプレイして条件を満たすのは不可能。


国内外問わず転売ヤーのほとんどはこの条件に当てはまらないでしょうから、応募ができないはず。

よくできた転売対策だなあと思います。


とはいえ、これはマイニンテンドーストアでの抽選販売のみの条件。

4月24日(木)以降にはじまるゲーム取扱店やオンラインショップでの販売はこの限りではないので、ある程度の転売屋が出現する可能性は残る。


転売を100%防ぐのは難しいですが、任天堂として可能な限りの対策はやっているように思います。

家族のためにSwitch 2を複数買いたいユーザーはしばらく難しいかも…?

全体的にこれ以上ないほどよくできた転売対策ですが、たとえば私のように家族分も含めてNintendo Switch 2を複数台買いたいユーザーにとってはなかなか難しい。

ファミリープランなのでマイニンテンドーストア抽選予約は1台分しかできないし、そこで当たったとしても2台目以降は他で仕入れる必要がある。


必ず2台以上必要になるのはスプラトゥーンの新作発売以降だと思うので、それまでに何とか2台は揃えたいなと思っています。

※このブログ「Nintendo Switch 2ナビ」でも、販売ショップの情報など随時更新予定です!

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